怒涛の政経

政経・正誤問題

第9問
- - - 解 答 - - -
A○
裁判の原告は,被告が同意すれば,裁判が進行中であっても自由に訴訟を取り下げることができる。

刑事事件の場合には自由に取り下げるわけにはいかない。



×@
裁判官の発する,逮捕の理由となっている犯罪を明示した逮捕状がなければ,現行犯として逮捕されることはない。

現行犯の場合は逮捕状は不必要である。

×B
内閣による最高裁判所の裁判官の任命には,国会の承認が必要である。

裁判官の任命には,国会の承認は不要。

×C
国会の各議院の議長は,審議中の法案が基本的人権を不当に侵害するおそれがある場合,最高裁判所に判決を求めることができる。

付随(具体的)違憲審査制のため、このような訴えは起こすことができない。



>裁判官の任命<
「最高裁判所長官」
内閣が指名し、天皇が任命する。
「その他の裁判官」
最高裁判所の提出した名簿に基づいて内閣が任命する。
なお、最高裁判所の長官以外の裁判官と高等裁判所の長官は、天皇が認証する。
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