怒涛の政経

政経・正誤問題

第12問
- - - 解 答 - - -
C○
無罪の判決が確定した行為について,再び刑事上の責任が問われることはない。

一事不再議の原則である。



×@
下級裁判所の裁判官の任期は,法律で定めることができる。

下級裁判所の裁判官の任期は,憲法第80条で10年と決まっている。

×A
最高裁判所の判決によれば,憲法は,永住資格を有する在日外国人にも地方参政権を保障している。

在日外国人に対しては「憲法は地方参政権を禁止しているわけではない」との趣旨の判決を出している。

×C
弾劾裁判所は,裁判官の罷免の訴追を行い,裁判する。

訴追は訴追委員会がおこない、弾劾裁判所はその裁判のみを行う。



>弾劾裁判所<
裁判官弾劾裁判所への訴追は、衆議院議員及び参議院議員各10人によって構成される裁判官訴追委員会によって行われる。
訴追委員会は、調査のあと、訴追委員会は非公開の議事を行い、出席委員の3分の2以上の多数決で訴追と訴追猶予の決定をする。
その後、衆議院及び参議院の各議院からそれぞれ7人の国会議員が選任され14人の裁判員によって裁判官弾劾裁判所は開かれ、罷免の裁判をするには3分の2以上の裁判員の賛成が必要である。
過去に8回弾劾裁判は行われ、最近6回、連続罷免判決が出されている。

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